こんにちは。
住宅地盤部Hです。やっと春を感じる気候になりましたね。今日はついに事務所の暖房設備の力をお借りせず過ごしております^^! 快適な日々はもうすぐそこまで・・・ですね。
先日のこと。自宅で朝の情報番組をつけて支度をしていた時、“地盤”という単語が聴こえ急いでテレビに目をやると、地面の陥没についての特集をされていました。
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<番組の内容>
アメリカ・フロリダ州の自宅で寝室にいた男性が突然行方不明になった。その原因は家の下の地面の陥没だった。男性は穴に転落した。福岡・平尾台など日本でも陥没は年間1000件以上起きている。陥没の要因は地盤が石灰岩だったこと。日本洞窟学会によると、石灰岩は水に溶けやすい性質があり、雨水などで石灰岩が溶けることで空間が発生し、陥没したとみられる。
日本では他の原因で陥没事故が多数起きている。千葉・浦安市では地震による液状化現象で地面が陥没、栃木・大谷町では地下壕や杭道跡の崩落による陥没、千葉・習志野市では下水管の老朽化によって陥没が起きた。陥没予防調査をしている会社によると、下水管の老朽化による道路の陥没は年間1000件以上ある。地盤の保険もあるので確認しておくことが重要。
(3/5 ZIP! アレナニ?のコーナーより)
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という内容のものでした。
ということで、今回は『豆豆知識』その2で少し取り上げた品確法と、地盤保証についてお話します。
品確法というのは、正式な法律名は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」といいます。この法律は住宅購入者等の利益の保護を目的に平成12年4月1日から施工された新しい法律です。 同じころ起きた「構造計算書偽装問題」が大きな話題となりましたね。新築住宅の売り主等が十分な資力を有さず、瑕疵担保責任が履行されない場合、住宅購入者等が極めて不安定な状態に置かれることが明らかになり、それが社会問題となって、この品確法などの法律が施行されたようです。これは、建物に保証された法律で、瑕疵担保期間は10年の保証が義務付けされております。
次に地盤保証について。
そもそも地盤保証とは??? 一般的に地盤調査会社や地盤補強工事などを行う工事会社や保証会社が提供しているもので、地盤調査を実施し、考案した地盤補強工事で建築された住宅が不同沈下した場合、再発防止の地盤補強工事や建物の修復工事費用などを保証します。
※ 先に述べた品確法には、地盤についての保証は入っておりません。もし地盤が沈下するなどの原因で建物が歪んでしまった場合、建物には先ほどの瑕疵担保責任で保証はされますが、元々の原因の地盤沈下の修復は適用されません!
弊社では、「住マイル」保証という地盤保証を取り扱っております。これは、弊社のFC親会社でもある(株)三友土質エンジニアリングが独自に開発した新しい住宅地盤保証制度です。
地盤保証は任意のものです。新築住宅を検討の際は、品確法(義務) + 地盤保証(任意) で何かあった時の備えにしてはいかがでしょうか?
私たちは常に正確な調査、的確な判断をし地盤改良工事を行っております。頑張っている工務店さんのさらにプラスの安心として、住マイル保証の取り扱いをしております。住マイル保証について何かご不明な点、ご質問がございましたらお気軽に当社までご連絡ください。
大分の地盤調査、地盤改良工事は(株)エイコー技研にお任せください。
株式会社エイコー技研
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