こんにちは。住宅地盤部スタッフHです。
前回「地盤調査とは」について少しお話をしましたが、今回はもっとわかりやすく、身近なたとえを使ってお話ししたいと思います。
地盤調査は、地耐力調査ともいいます。地耐力・・・その字の如く、地盤がどれだけの力に耐えられるのか。ということを調べることです。
人間の体でいうと、年に一回は必ず受けた方が良い健康診断ですね。←これは、熊本の同業者様も言っておられます。
健康診断では、元気に毎日を過ごすため今の状態は健康なのか、体に弱っているところはないか、弱っているところがあればそこがどの様な状態なのか・・・など、いろいろな方法で検査しますよね。私たちが行っている地盤調査でも同じです。 これから何十年も家を支え続ける地盤が健康な地盤か、どんな地盤なのかを調べて、弱っていたり何か問題を見つけた時には、ドクターが手術や処置、お薬を処方するように、私たちも問題解決ができるように、その地盤にあった対策を提案させてもらっています。それが調査後にお渡しする地盤調査報告書です。
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でもなぜ、近年このような地盤調査が必要になったのか?
何十年も前に家を建てた方は、地盤調査などされていない方が大半と思います。 なぜなら、昔は地盤のよい土地が宅地になっていたからです。時代とともに家族の形態も変化し、都市化も進む中で慢性的な土地不足になり、元々の登記が宅地ではない場所にも住宅を建てるようになったという背景も、地盤調査の必要性を高めたと思われます。そして、現在のように地盤調査が必須項目になったのは、ここ10年あまりのことで、2000年に施行された品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)の規定に対応するためです。この法律は、住宅購入者等の利益の保護、つまり施主様を守るための法律ができた為に正確な地盤調査そして確かな対処法が求められるようになりました。
※品確法についてのお話はまた後日・・・
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